米軍の糧食として開発されたレトルト食品

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 最近人気を集めている「レトルト食品」、冷蔵、冷凍が必要な真空パックとは違って、常温で保存可能な袋詰め食品です。1950年頃、米陸軍の研究所で缶詰に代わる糧食として開発が始まりました。「レトルト」とは、元々高圧釜の呼び名です。そこから「レトルト食品」とか「レトルトパウチ食品」などの名が付いたそうです。


 日本缶詰ビン詰レトルト食品協会によると、軍用食に加えて宇宙食としても開発され、69年に米国の月探査船アポロ11号に、ポトフなどが積み込まれたことから世界で有名になりました。ただ、家庭用大型冷蔵庫が普及していた欧米では、常温保存できる食品の有り難みが薄く、一般への浸透は遅れました。


 商品化されたのは日本が初めてです。68年に、大塚食品が「ボンカレー」を発売しました。真空パックのソーセージをヒントに開発したもので、関連会社の製薬会社が持っていた点滴液の殺菌技術を応用するなど試行錯誤の末に作り上げたそうです。今では、ハンバーグなどの洋食から、丼物やおかゆなどの和食まで、多様な味を楽しめるようになりました。

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