今は平和利用、かっては軍事暗号だった

展示は、19世紀の初めにフランスで、暗闇でも手で触れて情報伝達できるようにと軍事用暗号として考案されました。これがパリの盲学校に持ち込まれ、視覚障害者用に改良されたのです。 縦3点、横2列で構成する6点式点字は読み取り安く、自分で打つこともできる画期的なもので、欧米各国に普及して今では世界中で使われています。  日本に紹介された…
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古代彫刻美への憧れは続いている

 近年でもスポーツジムは、大変な人気になっている。体を鍛え、筋肉美を披露するボディービルは、19世紀末の欧州で誕生しました。 ドイツ人のユージン・サンドウという人物が、少年時代に目にした古代ギリシャ・ローマの彫刻から、美しい肉体に憧れ、自らの肉体改造を決意しました。そこで解剖学を学んで筋肉の働きに応じた鍛錬法も…
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秋田犬の祖先とは

 日本で唯一の大型犬秋田犬、ピンと立った耳と巻いたしっぽが特徴的です。主人には忠誠を尽くすことでもひときわ人気が高く、海外にもよく知られています。あのフィギュアスケートの名手ザギトワ選手(ロシア)の愛犬としても贈られました。  その祖先は、秋田県大館地方の猟師たちが熊猟のために使った「マタギ犬」で、現在のものより小…
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ゴルフの大事なお供キャディーとは

キャディーの語源はフランス語の「cadet:カデ」で、貴族の子弟や家来という意味になります。16世紀、フランスに嫁いでいたスコットランドの女王、メアリーは夫の死後に帰国し、周囲にも勧められてゴルフを始めました。世界初の女性ゴルファーとしても知られるメアリーは、フランスから連れ立って帰った召使たちに、ゴルフクラブや身の回りの物を運…
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跳び箱は、乗馬のためだった

 19世紀の初めにスウェーデンの生理学者のリングという人が考案した跳び箱、英仏に比べて北欧諸国では近代化が遅れていたため、国力を高めようと国民の体力向上に取り組みました。  大阪学院大学の松本教授によると、17世紀頃の騎士学校で乗馬術の訓練器具として使われていたテーブルがヒントになったそうです。初期の跳び箱は、最上…
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顕微鏡はどうしてうまれたか

今や無くてはならない必需品、科学の発展には欠かせない顕微鏡は16世紀のオランダで発明されました。日本顕微鏡工業会によると、眼鏡職人の父子が二つのレンズを組み合わせた顕微鏡を製作しました。ただ、倍率が十分でなく実用には至りませんでした。  17世紀に入り、顕微鏡で動植物を観察する学者が現れ、その成果が本に出版さ…
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年功序列の日本型雇用の制度とは

労働者の意思や能力に関係なく、一定の年齢に達すると退職する日本の「定年制」は、世界でも珍しい制度といえそうです。  1887年(明治20年)に海軍火薬製造所が55歳の定年を設けたのが最初と言われています。当時は、55歳が身体的に労働の上限とされていて、事実上の終身雇用を約束した工員の引き留め策でした。制度が定着して…
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先祖崇拝の儒教に根差す位牌とは

 故人の戒名や命日を記した位牌、これらは死者の魂が宿っている仏具として重んじられて来ました。 一般的には、四十九日の後に、仏壇や菩提寺に安置するのが大方です。國學院大學の新谷教授によると、仏教発祥の地のインドでは、死者が再び生を受けるとする輪廻転生が信じられていて、位牌は無いそうです。源流は、古代中国で誕生した儒教…
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誕生は「三国志」の時代に遡る

 寒い冬などにホクホクと、何ともいえない万人を魅了してきた食べ物中華まんは、天才軍師・諸葛孔明が考案したという伝説があるそうです。南方遠征の帰り道に、氾濫した川で足止めを食らった孔明は、川を鎮めるために人間の頭を供えているという悪習を耳にします。そこで、孔明が牛や羊の肉を小麦粉の生地で包んで蒸したものを、人間の頭に見立て…
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もともとは壁紙に使うために

 「プチッ、プチッ」と小気味よい音に思わず指先でつぶしていた人は多かったでしょう。 あのポリエチレン製の気泡シート、これは「プチプチ」という商品名です。空気が詰まった無数の気泡で、壊れたやすい品物を衝撃から守るためのこの商品は、壁紙を作るための失敗作から生まれたそうです。 1957年、米国のインテリア技術者の男性…
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もともとは壁紙に使うために

 「プチッ、プチッ」と小気味よい音に思わず指先でつぶしていた人は多かったでしょう。 あのポリエチレン製の気泡シート、これは「プチプチ」という商品名です。空気が詰まった無数の気泡で、壊れたやすい品物を衝撃から守るためのこの商品は、壁紙を作るための失敗作から生まれたそうです。 1957年、米国のインテリア技術者の男性…
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日本発祥の意外なものとは

今や一般的になって、室内で履いているスリッパ、外国からの移入かと思いきゃ明治維新をきっかけに日本で誕生したそうです。大阪府枚方市の民俗資料館学芸員の武知さんによると、お雇い外国人が増えた明治初頭の東京で、徳野利三郎という仕立て屋さんが「靴のまま部屋に上がれる履物を」という外国人の要望に応じて考案したのが始まりだそうです。…
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日本発祥の意外なものとは

今や一般的になって、室内で履いているスリッパ、外国からの移入かと思いきゃ明治維新をきっかけに日本で誕生したそうです。大阪府枚方市の民俗資料館学芸員の武知さんによると、お雇い外国人が増えた明治初頭の東京で、徳野利三郎という仕立て屋さんが「靴のまま部屋に上がれる履物を」という外国人の要望に応じて考案したのが始まりだそうです。…
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特別に吟味された芳醇な酒とは

日本酒の中でも60%以下に精米して雑味を無くして特別に吟味された日本酒を「吟醸酒」といいます。 大正から昭和初期にかけて、全国の酒蔵による激しい競争の中で生まれたものです。「日本の酒情報館」の今田館長によると、こうした技術競争は業界団体や国が主催する品評会や鑑評会と呼ばれる清酒のコンクールを舞台に繰り広げられ、優秀…
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今や全盛期だが、これまでは

今や全盛期並みに乱立している「アイドル」、日本では若者に支持されて育って来た若い俳優や歌手を指しますが、元来は「偶像」を意味していています。カラーテレビが普及して、お茶の間に家族が集いテレビを見ている習慣が定着するにつれ、国民的アイドルとして人気者が誕生し、高視聴率のヒット番組が誕生して来ました。  一方で、テ…
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大事な教育手段として使った手話

 ろうあ者などが使う手話、意思疎通のために大事な手段として今日では記者会見等にも使われている。その歴史は、1760年にパリに世界で初めてろう学校を設立したフランス人の神父ド・レぺという方が初めて本格的にろうあ者向け教育に使ったことで知られるようになりました。  身ぶり手ぶりで意思を伝えることは、各地で自然発生的に伝承さ…
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ナポレオンが皇妃に贈ったものとは

今でこそ普通に使われている腕時計、その歴史を辿ると何とナポレオンの時代へと遡るのです。 19世紀の初めに、フランスの皇帝ナポレオン1世が皇妃ジョセフィーヌのために作らせたのが始まりとされています。  当時の主流は懐中時計でした。腕時計は欧米の上流階級の女性を中心に、宝飾品として作られていたのです。その機能が進化し…
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和食の代表的食材の原産地とは

 これからも需要が高まるハクサイは中国が原産です。日本に伝わったのは1875年、明治8年のこと家庭で普通にたべられるようになったのは大正時代で、意外と歴史は浅いようです。伝来当初は、栽培に向けた研究が進まず普及しなかったのです。転機となったのが日清、日露戦争です。  大陸に出征した将兵が、現地でハクサイの味…
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日常的に使われる重宝なものとは

 料理の味付けに使われる計量スプーン、「大さじ」は15㎖、「小さじ」は5㎖を基準とすることを考案したのは、女子栄養大学を創設した香川綾さんという方です。香川さんは、今の東大医学部にあたる東京帝大医学部で栄養学を研究していて、当時多かった脚気対策として胚芽米に着目して料理や食材の塩分などを数値で示すことの重要性に気づいたのです…
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成人式には必須アイテムとして

 成人式の晴れ着として定番の振り袖、共立女子大の長崎教授によると、遅くとも室町時代には登場し江戸時代に普及したとされています。元は、子どもや若者向けの「脇あけ」という脇の開いた着物がルーツで、男女の区別なく着ていたそうです。脇が開いていたのは、大人よりも体温が高く、動き回る子どもや若者向けに、体熱を発散しやすくする通風機…
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