板チョコがヒントで世界的な発明誕生

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 切れ味が落ちたら刃を折って新しい刃を使うカッターナイフ、このタイプの製品は昭和30年代の日本で生まれたものです。開発したのは、大阪の印刷会社に勤めていた岡田良男という人で、着想のヒントは当時の靴職人が使っていた「ガラス片」と、かっての進駐軍の兵士が食べていた「板チョコ」でした。

 ガラス片は、職人が靴底を削り取るのに打製石器のように先端を割って使っていました。
<切れにくくなったら、刃先を板チョコのように折れば、1枚の刃が何度でも使えるのでは>と、考えた岡田氏は、仕事の後に研究して1956年(昭和31年)に試作品が完成しました。
3年後に自ら製造・販売に乗り出すと評判になりました。

 黄色を基調とした製品が多いのは、道具箱などから取り出す際に、ケガをしないように目立たせる工夫がなされているのです。

 やがて、刃と折れ線の角度など岡田氏のアイディアに他のメーカーも追随するようになりました。「折る刃」をもじった「OLFA」ブランドの製品は、現在、世界100ヶ国以上で販売されています。

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