それは、かっての東京五輪から



ユニットバス.jpg


これはユニットバス、時は1964年の東京五輪開催前のこと、当時、東京では宿泊施設の不足が問題でした。この前年に当時としては国内最大のホテル「ホテルニューオータニ」の建設が決まりましたが、工期はひっ迫していて中でも工程の多い浴室工事が問題となりました。そこで建設会社から依頼を受けた東洋陶器(現・TOTO)は、4人で開発チームを発足、現場の負担を軽くするために、あらかじめ工場で上部と下部に分けた浴室を作り、現場で組み立てるという方式を生み出しました。当時は最新の繊維強化プラスチックを浴槽に使い、軽量化も図りました。2トン以上あった浴室は約730キロと軽くなり、運搬にも大変能率よくなりました。


 現場では、従来の工法では1室に1か月要した作業が2時間となり、簡単な組み立て作業が中心となったことで17階建て1044部屋への設置は約2か月で終了しました。工期の短さが高く評価され、以後は集合住宅や船舶、一般戸建住宅へとまたたく間に広がって行きました。

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