先祖崇拝の儒教に根差す位牌とは



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 故人の戒名や命日を記した位牌、これらは死者の魂が宿っている仏具として重んじられて来ました。
一般的には、四十九日の後に、仏壇や菩提寺に安置するのが大方です。國學院大學の新谷教授によると、仏教発祥の地のインドでは、死者が再び生を受けるとする輪廻転生が信じられていて、位牌は無いそうです。源流は、古代中国で誕生した儒教にあり、故人の名前や官位を板に書いて先祖を祀って崇拝したのです。この風習が12世紀頃までに、葬儀作法として禅宗に取り入れられたといわれます。

 日本には禅宗とともに鎌倉時代に伝わり、武士の間に広まりました。庶民に普及したのは江戸時代中期だそうです。
核家族が進み、今では仏壇も持たない家庭も増えているそうです。しかし、自然災害に遭遇して位牌を持って避難する人もいて、故人をしのんで大切にしている人も少なくないようです。

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