ソースといえばこれです


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 「ソース」といえば、英国では「ウスターソース」を指します。
日本では、たこ焼き用、トンカツ用などの料理別のほか、さらさらした「ウスター」と、とろみのある「中濃」など多様な商品があります。発祥地の英国では、19世紀にウスター市で誕生したのが由来になっています。市内のある主婦が野菜や果物に、塩など調味料や香辛料を加えて壺に入れて貯蔵したところ、自然発酵してソースが偶然にできたというのが最初なのです。

 商品化のきっかけは、当時英国の植民地だったインドの元総督が帰国後に、リー、ペリンズという薬局を営む2人の男性に作らせたのです。1837年に発売されたそのソースは、2人の名を冠して「LEA&PERRINS」(日本名でリーぺりン)という名称で今も世界で販売されています。

 日本には幕末に伝わり、明治初期の文献では西洋のしょうゆとして紹介されました。しかし、人気はなく、国産の商品も1年ほどで製造中止になりました。戦後になって、庶民の食事が急速に欧米化するとともに普及して、独特の発展を遂げたものです。

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